シャープ製品ツイッターアカウントを運用停止‐他社値踏みへのけじめ
シャープ(SHARP)が2017年7月11日、ツイッター上で問題発言をおこなった「シャープ製品アカウント(@SHARP_ProductS)」からの発信を停止すると発表しました。
皆様に不愉快な思いをさせてしまいましたことを、心からお詫びいたします。 pic.twitter.com/QVxKjnB5xM
— シャープ製品 (@SHARP_ProductS) 2017年6月28日
長らく時間をおいてしまい申し訳ありません。弊社のもうひとつの公式アカウント シャープ製品 @SHARP_ProductS が行なった問題ツイートについて、その後の状況をお伝えしたいと思います。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
別アカウントの発言とはいえ、おなじ弊社内の公式アカウントが行なった問題です。決して無関係と言えるものではありません。そのため @SHARP_ProductS になり代わり、こちらのアカウントからお伝えしますこと、お許しください。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
問題のツイートを行なったシャープ製品 @SHARP_ProductS アカウントは一切の運営を停止いたします。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
長らくシャープ製品アカウント @SHARP_ProductS をフォローくださったみなさまには、これまでの応援を心から御礼申し上げます。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
インターネット、特にツイッターは、だれかが好きなもの、思い入れのあるものを共通項に人々が繋がりあう側面があると、私は思います。だからこそ企業アカウントはどんな時も、だれかの好きや思い入れを否定することは決して許されません。ほんとうに申し訳ありませんでした。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年7月11日
シャープは、任天堂の新型ゲーム機の価格について、メーカーとしての立場から推定の原価をツイートしたところ、猛烈な批判を受けました。確かに、他社の製品の値踏みをするような行為は、商売道徳上もやってはいけないことだと思います。
一方、シャープのいわゆる「中の人」によるツイートは、とても面白いと評判です。
シャープが運営するツイッターアカウントは2つあり、1つは普段から面白いツイートをし今回もけじめのツイートをした「シャープ公式@SHARP_JP」です。2つ目が、製品情報や「今日は何の日」的な雑学ネタなどをつぶやきつつも、任天堂に関する騒動を起こしてしまった「シャープ製品@SHARP_ProductS」です。
例えば、猫の日である2月22日にはツイッターの名前や社名ロゴを「NYARP」に変えてみたり、最近では、あの「5000兆円欲しい!」のツイートなども話題となりました。
— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2017年6月9日
うわべだけの謝罪が世の中に蔓延っている中において、問題を起こしたツイッターアカウントからの情報発信を停止することでけじめをつけるというのは、とても誠意が感じられますし、非常に潔いなぁと思う反面、そこまでする必要はないのではという残念な気持ちもあります。
でも決まったことならば仕方ありません。最後に私からひと言。
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