Window 10 Creators Update適用後にアプリが起動しない時の対処事例
私は2017年5月1日から2日にかけて、Windows 10 Creators Updateを遅ればせながらマイPCに適用しました。若干のマイナートラブルはあったものの、大きなトラブルは起きなかったので、ホッとしていたんですが、今日、とあるアプリを起動しようとすると、きちんと起動せずに使えない状態となりました。
これはトラブルや不具合という類いのものではなく、単に設定がリセットされてしまっただけのものです。これまでも、OSのバージョンアップ等によって同様の症状が発生し対処した記憶がありましたので、慌てずに設定を施してみたところ、すんなりとうまく行きました。その手順をご紹介します。
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目次
Windows 10 Creators Updateの適用は割とうまく行きました
小さなエラーやトラブルはあったものの、クリエイターズアップデートの更新作業自体は概ねうまく行きました。よろしければ下記の記事も併せてご覧ください。
特定のソフトが起動しなくなりました
クリエイターズアップデートが完了した後、まだあらゆる機能を試したわけではないのですが、特に不便な点などもなく無事に使用できておりました。むしろ、クリエーターズアップデートにて新機能として提供されている「ブルーライト軽減機能」がなかなか良い感じだなと思っています。
で、あるソフトを起動しようとしたところ、メッセージ画面が表示され、起動しない状態であることが分かりました。そのソフトとは、ソニーの「Sound Forge Pro 11.0」です。このソフトは、本格的な音声編集ソフトで、動画編集の際にはEDIUS(動画編集ソフト)とともに重宝しております。
いつものようにショートカットをダブルクリックすると下記のメッセージが…
このソフトを使うために必要な管理者権限認証が通らない状態という意味ですね。
以前、別のソフトで、OSのアップデートだったかバージョンアップの後も、このような症状が出たことがあります。
とりあえずすぐにソフトを使いたい場合の方法
急ぎの用件で、すぐにソフトを起動する必要がある場合には、とりあえず下記の操作で起動できます。
プログラムの一覧から使用したいアプリを選び右クリックします(今回はSound Forge Pro)
「その他」のところにマウスポインターを置きます
するとメニューが開きますので、「管理者として実行」を左クリック
Sound Forge Proが無事に起動します
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これまで通りにソフトが起動できるよう設定する
上記の方法でもとりあえずは起動できます。でも、起動するたびに管理者権限がどうのこうのという操作を都度おこなうのは非常に面倒ですので、これまで通り普通にダブルクリックするだけで起動できるように設定します。
パソコンの「Cドライブ」をダブルクリックします
「Program Files(x86)」フォルダをダブルクリックします
(アプリによっては「Program Files」に入っている場合もあります)
「Sony」フォルダをダブルクリックします
「Sound Forge Pro 11.0」フォルダをダブルクリックします
アプリを探します。今回は「Forge110.exe」を「右クリック」します
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「プロパティ」をクリックします
「Forge110.exeのプロパティ」が表示されますので「互換性タブ」をクリック
「管理者としてこのプログラムを実行する」のボックスが空欄になっています
ボックスにチェックを入れ、適用ボタンを押し、OKを押します
現在ログインしているユーザーだけでなく、全てのユーザーに同じ設定を適用したい場合には「すべてのユーザーの設定を変更」ボタンをクリック
「すべてのユーザーの互換性」タブが開きますので「管理者としてこのプログラムを実行する」ボックスを確認します
ボックスにチェックを入れ、適用を押し、OKを押します
「管理者としてこのプログラムを実行する」欄がグレーアウトしていればOKです。適用を押し、OKを押します。作業はこれで完了です
従来同様、ショートカットのダブルクリックだけで起動できるようになりました
まとめ
今回、私が遭遇した事例は、不具合とかトラブルといった類いのものではないのですが、不便な状態であることには変わりありませんので、具体的な対処方法を書いてみました。他のアプリでも同じような症状が出て困っている方がいらっしゃれば、この対処方法を一度お試しください。
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